いつ、何を、どうやって、勉強するの?
勉強の基本ともいえるこのお題。
5W1Hはここでも健在ですね。
今回は各教科別に紹介していきます。
国語
漢字
漢字はコスパ悪いから全くやらなくていいさや囁やかれています。
確かに、共通テストの配点は10点と、多くはない。
二次試験で国語がないなら確かに対策する意味は薄いかもしれない。
では本当に何もしなくていいのかというと、それはお勧めできません。
仮に漢字を対策して4点上がったとして、たった4点じゃ意味ないと思うかも知れません。
ですが、その4点は、意外と大きい。
特に理系だと文系科目の配点の方が高くなる傾向にあるので、実は捨てるともったいない。
志望校受かるかギリギリだと4点でも大事だと思えてくるんですよね。
対策すれば高確率でとれる4点ですから、取りに行って損はないでしょう。
かといって、3年になってから対策するのは良くないですね。
そんな時間はどこにもない。
おすすめは、1年生のうちに学校配布か、自分で買ってもいいので、一冊を頭に入れておくことです。
漢字は1年のうちに固めておくのですね。
このときしか本当に時間ないから、4点のために、なんとか。
語彙
現代文の語彙です。
軽視されがちですが、実は重要。
単純に言葉の意味を聞いてくる問題も出ますし、
そうでなくても英語と同じで、分からない単語があったら文章の理解力はかなり落ちます。
母国語なので、そんなに時間はかかりません。
一冊対策用の本を使って、1,2年のうちに押さえておくのが賢明です。
古文単語
これは必須ですね。
単純に単語が分からないと、配点50点全て落とす危険がある。
理想としては、1年生のうちから積み上げていくことです。
語彙が豊富だと、その分読むスピードも上がり、効率テテに学習できます。
ポイントは、いろいろな意味を押さえることです。
一つの言葉で様々な意味を持つものが多くあります。
一つだけ覚えていても対応できないことが多々あります。
意外と量が多いので、1年のうちから初めて、受験前まで通していくのが理想です。
時間はそこまで取らなくてもいいですが、継続は力なりですね。
漢文
単語も大事、文法も大事。
でも三年からで間に合う。
漢文はとにかく覚える量が少ないです。
3年の2学期ぐらいからでも十分対応できるはず。
やる内容としては、配られた教科書に書いてあることをなぞっていけばいいです。
一冊だけでもなんとかなります。
数学
数学の泥沼にはまるパターンとして、レベルの高すぎる問題をやりすぎて、歯が立たず散る。
数学の入試問題ってかなり難しいの多いですから、急ぎすぎないのが大事。
1,2年のうちは、教科書の問題、学校配布の問題集、チャートの例題と演習だけで十分です。
総合問題は3年になってからで大丈夫です。
1,2年のうちから入試問題はかなりハードル高い。
3年以降は、チャートの問題は全て取り組む、配られた問題集も全て取り組む。
これだけでも十分ですが、満足できない人もいると思います。
そんな人は、好きな参考書を1,2冊買っても大丈夫です。
とにかくちゃんと理解すると言うことが大事ですから、自分の容量に合わせて分量を決めてください。
次に、答えだけ見る作戦についてです。
問題を見て、解法がぱっと浮かんだら、解かずに次に進むやり方ですね。
確かにこれは効率いいです。
一問ずつ解くよりも遙かに多くの問題に目を通せるわけですから。
これの欠点としては、分かると思って飛ばした問題が本当にできるのか怪しいと言うことです。
一見簡単そうでも、実際に解いてみるとあれ?ってなる問題は意外と多いです。
入試で落としたら一番悔しいタイプですね。
分かるとできるは違う、ということです。
何周もしてて、これは絶対大丈夫、という問題ならこの作戦でも効果ありますが、
所見の問題など、理解が怪しいところで決行するのはおすすめできません。
本当に分かっているのか意識して、上手に使ってみてください。
物化
似ているのでまとめて扱います。
特徴としては、範囲が狭い。
1,2年のうちは3教科を優先した方がいいです。
学校配布の難しくない問題集の、履修済み範囲の問題を解けるようになっておけば十分です。
後は、定期テストに合わせて押さえていけばいいと。
3年から巻き返し、でも十分間に合います。
3年から何やるかという話ですが、重要問題集が汎用性高すぎます。
超有名なあの問題集ですね。
これだけやっておけばとりあえず安心、というレベルにまでは持って行けます。
これが物足りないという人は、標準問題精構や、物理なら名門の森などを追加しても良いです。
追加するに施与しないにせよ、大事なことは、自分で解けるレベルまで持って行くことです。
それができれば苦労はしないでしょう。
化学に関しては、物理よりも暗記要素が強いです。
どちらを先に進めるか、なら化学を推します。
暗記が多い分、暗記してしまえば得点が安定する傾向が強いですから、
対策を始めたらはじめに抑えておきたいところです。
地理
これも理科と並んで後半勝負ができる科目です。
3年の夏休み明けぐらいまでは本気を出さなくてもいいです。
それよりも理系科目に注力してください。
2学期に入ってからは、それなりの時間は確保したいです。
一日最低30分、できれば1時間が目安です。
内容としては、データの暗記が一番効率いいです。
出題の中心はデータがらみの問題なので、そこを取りに行くのは基本です。
教科書や資料集に出ているデータは、全部覚えるぐらいの気持ちで行きましょう。
反復していけば、意外と覚えられます。
後は、地図上にデータが載っている図がたくさんあると思いますが、それは大まかな位置もちゃんと把握しましょう。
なかなか見ているだけだと本当に覚えているのか怪しいですから、言葉で「これはこの地域に多い」みたいにいえるか確認しましょう。
ちなみに僕は地図の暗記がおかしかったせいで本番だいぶやらかしました。
特編では口座1位も何回か取って調子よかったんですが、本番は偏差値50前半という大惨事。
暗記は、丁寧に。
後は、予想問題や過去問は積極的に解きたい。
傾向把握だけでなく、それ自体が勉強になりますから。
僕が解いた対策問題は一問も当たらなかったという、悲しい過去も一応報告しておきます。
英語
単語、単語、単語、以上。
英語はとにかく単語です。
長文が読めないのは、大体単語力の不足が原因です。
単語力無いとろくに英作もできません。
1,2年のうちは単語全振りでもいいです。
飽きたら文法問題とか混ぜてもいい、が長文読むのは時間がもったいない。
目標は5000単語ぐらいです。
それが終わったら、長文読んでいきましょう。
スピードは慣れれば上がっていきますから。ただし単語力がある場合に限る)
英作の対策としては、フレーズ暗記がおすすめです。
絶対に間違っていない文を書ければいいわけで、フレーズ暗記は絶対正しいわけですから、
The more you learn to collect frase, the more you can adopt various questions.
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