受験がどんどん迫ってくると、やっぱりとにかく勉強しないといけないと。
そのためには勉強時間を増やすことがマストなのですが、そのためにはほかのことを削らないといけないわけです。その第一候補が睡眠です。
毎日かなりの時間を持って行かれるわけですから、そこから少し削りたくなるのは分かります。僕は、多少なら削っても問題ないと思っています。
実際に受験前は1時間減らしたんですが、意外と耐えたんで、まあ、体と相談しながらということですが。
今回は、睡眠を削るか削らないかの攻防戦と、その悩みを一蹴する変な方法をお伝えします。
ベッドに入って眠れないと良くない。
本題に入る前に。
ベッドに入ったが寝付けない状態ってかなり無駄だと思いませんか。
多少回復はするのでしょうが、寝れているときに比べればその効果は落ちるでしょうし、
だったら勉強していたい気がしてきます。
僕もこの性で、どんどん睡眠時間が少なくなっていったのですが。
このことを頭の片隅に入れて、本題に入りたいと思います。
削る側の考察
睡眠時間を削ることの一番のメリットは、時間が増えることです。
これだけです。
これだけですが、勉強時間は全ての勉強の基本です。
これだけでも十分ありがたいのは実感している人も多いと思います。
これは、短期的には効果が高いと思います。
テスト前日ならたとえ3時間しか寝なくても、一夜漬けした方が点は伸びます。
(全然対策していない人なら)
ただし長期間続けていると、弊害も出てくると思います。
ですが、この弊害が具体的な形で現れないのが難しいところです。
どこかが痛い、とかならわかりやすいですが、なんとなく眠いとか、頭がぼーっとするとか、
言葉では表せますが、それがどれほど影響しているのかを図るのは難しいです。
なので、勉強時間が増えるというはっきりしたメリットと、今のはっきりしないデメリットを比べると、削った方がいいような気もしてきます。
削るときの注意点ですが、めちゃめちゃ眠いけど頑張る、というのは危ないです。
経験ある人多いと思いますが、眠いときはマジで頭働いてないです。
いくら時間を増やせても、内容が全く入ってこなかったらほとんど意味ないです。
本当に眠いときは、潔く寝ましょう。
加えて朝眠い問題があります。
睡眠時間少ないわけですから、起きた直後に眠いことも多いと思います。
朝の眠気は放って置けばとれてくるので、あまり気にしなくてもいいと思いますが、
気づいたら目つぶってた、みたいなことになったら、10分ぐらい寝ましょう。
朝眠いときの対処法ですが、立って勉強することをおすすめします。
単純に、寝づらいということだけです。
削らない側の考察
こちらのメリットは、勉強に集中できるということです。
眠いと集中力はかなり下がりますから、それがないのは大きいです。
睡眠時間を確保している方が質の高い勉強ができるでしょう。
しかし、ここで問題となるのが、メリットの実感がないということです。
たくさん寝た方が、効率が上がるとはよく聞くけれど、正直どれぐらいの差が出ているのか分からなくないですか。
睡眠時間が長いときと短いときでどれぐらい効率の差が出るのか、意外と比べづらいです。
時間という分かりやすいものを手放すデメリットと、効率という曖昧なものを得るメリットを比べると、どちらがいいか分からなくなってきます。
もう一つ、質が高い勉強ができるというよりは、質が高い勉強をするための条件が整っているといった方が正確です。
体のコンディションは良くても、ながら勉強とかしていたら当然集中力は落ちるわけですから、集中する気がないとこのメリットは使えません。
さらに、たくさん寝ると寝付くまでの時間が長くなる可能性が高くなります。
削る側は、とにかく眠いからすぐ寝られるのですが。
寝付けないぐらいなら勉強やっていた方がいいですから。
まあ、これは人によると思いますので、特に問題ない人は無視で大丈夫です。
頻繁に起こる人は、睡眠時間減らすのを考えても良いかと。
最後にもう一つメリットを挙げておくと、勉強たくさんしなくていい、ということ。
勉強たくさんした方がいいのはもちろんですが、正直好きな人はあまりいないですよね。
学習効果が同じならばなるべく勉強はしたくない、ということです。
仮に、睡眠削ったときと削らなかったときで、あまり差がないのだとしたら、
こちらは向こうが勉強している間に寝られるわけですから、こちらの方がいいに決まっています。
学習効果が引き分けならこちらの勝ちということですね。精神的な面で。
眠り方を忘れた
最後に筆者の話と変な作戦についてです。
僕は元々7時間睡眠をずっとしていて、受験期も変えるつもりはなかったです。
やっぱたくさん寝られた方が、楽だから。
しかし、3年の10月ぐらいからだいぶ寝付きが悪くなってきて、30分ぐらいしないと寝られなくなったんです。
眠り方を忘れたというか、今までどうやって寝てたんだろうという感覚。
受験の不安なのか分からないですけど、そういうことがあって、
最初にも書きましたが、寝付けない時間はもったいないです。
なので、どうせ寝られないのなら、その分勉強していた方がいいじゃんという結論に至り、だんだん睡眠時間が減っていきました。
一次関数な感じで減っていって、最終的には6時間ぐらいに落ち着きました。
ここまで短くすると、すんなり寝られましたね。
結論としては、特に睡眠に問題のない人は、そのままでもいいし、少し減らしてみて様子を見てもいい。
なかなか寝付けない人は、睡眠時間を減らしてちょうど良い時間を探る。
とにかく眠い人は、もっと寝る。
といった感じでしょう。
最後にこの寝付けない問題に焦点を当てた方法を紹介します。
「眠くなったら寝る」です。
眠いんだから寝付けない確率は下がるだろうという、単純な考えです。
ポイントは、時計を見ないということ。
時計があると、もう何時だからまだ頑張れそうだけど寝る、とかまだ何時だから眠いけどもう少し頑張ろう、といったことが起きがちです。
前者の場合だと、まだ頑張れる時間が使えなくなることと、眠れない問題が発動しやすくなること。後者の場合は、眠い中での勉強は効率を下げるとと、という懸念点があります。
その二つを両方クリアしている、意外と考えられた?方法が眠くなったら寝ることです。
睡眠時間は、起きる時間で調節します。
これで、いろいろな問題がいっぺんに解決されたというわけです。
めでたしめでたし。
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