質問、したくなければしなくていい

わからない問題はすぐに聞いてわかるようにした方がいい。それができれば苦労しない!

なかなか先生に聞きに行くのは敷居が高いと思っているそこのあなた。僕は完全にこのタイプです。

先生に聞かずに済ませられるならそうしたいと、今回はなるべく先生を経由しない方法をお伝えします。

僕は、高校時代一度も先生に質問しに行きませんでした。なぜしなかったのか、理由を考えてみました。

恥ずかしがり屋さん

非常に単純な話ですが、僕はかなりの恥ずかしがり屋です。

これわかんないけど、質問しに行ってこんなのもわからないのか、と思われるのがいやだった。もちろんそんなこと思われるわけないってことは今ならわかりますが、というか当時も気づいてましたが、なかなか体は思い通りに動かないものです。

完璧主義者気質

すべてを自分で完結させたいという思い。

他人に間違ってる自分、分からないを見せることが苦痛

イメージが崩れる

大体考えればわかる

実は僕結構頭いい方でしてた。なので質問しに行きたい、と思う問題の絶対数が少なかったことは大きい。

そのとき分からなくても時間をおけばわかるときが来る

これが一番の理由です。分からない問題に出会ったときの僕の対処法は、放置です。とりあえずその問題のことは忘れて他の問題をやっていく。ここから面白いことが起こるのですが、例えば放置してから3ヶ月ぐらいたったときにもう一度試してみると、「あれ?これ簡単じゃね?」となることが多々ありました。成長を実感する瞬間です。人は知らず知らずのうちに成長していくものですから、このアプローチはかなり有効です。

質問はしなくてもいい

上に書いたように意外と自力でなんとかなります。先生に聞きに行くのが苦手な人は、無理して聞きに行く必要はないと思います。(その時間を使って勉強してね)

質問するときのコツ

質問したことがないやつがコツなんて分からないだろ!

確かに

僕の悲しいストーリーを聞いてください

3年になると受験する科目ごとにクラスが分かれるのですが、クラスルームと違って全く席替えしないんです。悲しきかな。そんな状況であの席になってしまったわけです。これですね。

僕はこの席で半年間授業を受けることになったわけですが、いやなことばかりではないんですね。

(後ろの席の女子がかわいいとか)

(教卓の上に無防備に置いてある内部資料が見えるとか)

先生にたくさん質問する活発な生徒がいるわけですが、その質問の内容が聞こえるわけですよ。

それで大体みんなどんな質問してるか把握できました。

大量の質問を聞いてきた中で、この質問の仕方うまいな、とかこれは先生困るだろうな、といったことを参考に、質問のコツを紹介します。

何がわからないかを明確に

「この問題分からないので教えてください!」

こんな質問はいかがでしょうか。

これを自分が質問されたと思ってみてください。

何が?

こう思うことでしょう。

この問題が分からないのは分かった、ただ、(1)が分からないのか、(2)が分からないのか、途中の式変形が分からないのか、この一文が分からないのか、分からないことだらけですよね。

かなり困る質問の代表例です。

どうすればよいのでしょうか。

  • 「(1)のこの部分が分かりません」
  • 「(2)で、(1)の誘導を使うためにはどのように変換すればいいですか」
  • 「この式変形の意味が分かりません」
  • 「この文章何言っているか分かりません」

このように、どこが分からないかを具体的に示すことで、教える側も伝えやすくなり、自分の理解力も上がるはずです。

(僕もね、ほら、ちょっと頭いい方だったから、質問されること何回かあったんですけど、やっぱり分からないところを明確にしてくれる方が、教えやすかったです。それでも先生みたいな鮮やかな即答はできないわけですが)

これが分からない、という質問方法は質問する側にとってはとても楽です。

質問することはいいことという風潮もあり、「質問してる俺いけてる」みたいなこと思うかもしれません。

もちろん質問すること自体は、悪いことではないですが、質問される側に立って考えてみることは重要です。

丁寧な質問をしてお互いの効率性をあげていきましょう。

(これ書いたの1年ぐらい前なんですけど、これができれば苦労しないんですよって、今思った。by二年生の俺)

まとめ

質問しなくても良い理由→気がつけばできるようになっていることがほとんど

質問するときのコツ→何が分からないのかを明確に

最後に一つ、1年時の数学担当の先生がよく言っていたことを書きます。

分かるとできるは違う!

これは本当に共感しました。

赤チャートを解いているときに、

これどうやって解くんだっけ?→答え見る→ああ、そうだよね

次同じ問題やったときに

これどうやって解くんだっけ?→答え見る→ああ、そうだよね

これを8回ぐらい繰り返す現象が結構な頻度で起こります。

解法を頭では理解しているけど、実際に答案を作ることはできない状態。

これが「分かるけど、できない」状態です。

この状態の問題が入試で出ると、「はいはいこのタイプね、だから、えっと、、あれ、、、どうすんだっけ」というテンプレートが完成します。

一番悔しいタイプですね。

問題見てなんとなく解法浮かべてすぐ答え見る、という方法は確かに上手にやれば効率的ですが、たまには本当に解けるか試してみてください。

意外と「あれっ?」ってなる問題がたくさん見つかるともいます。

コメント

  1. 🍩 より:

    とくに1つめと4つめ大共感です!!!

    聞きたいことが初歩的なことだったことが多く、「なんでそんなこと聞くの?」って
    思われるにがイヤだった、まず前まで行って聞くのもヤダった〜😢

    疑問はだいたい時とインターネットが解決してくれる____⭐︎ 質問は義務じゃない!

タイトルとURLをコピーしました